肥満の定義とは?

肥満は見た目で太っていたり体重が増えていたりするだけでなく、見た目は痩せていて体重も軽い場合も内臓に脂肪がたまっている隠れ肥満の場合もあります。
肥満の定義ではBMIと言われる体格指数が25以上で、ウエストの周囲が男性の場合は85cm以上女性は90cm以上とされています。
分類も細かくされており、BMI値が18.5から25未満は普通体重、25から30未満は肥満度1、30から35未満は肥満度2、35以上を高度肥満としています。
肥満になるとたんぱく尿が出たり、腎障害が起こったりすることあり合併症を引き起こすことが多くなります。
診断基準に必要な合併症としては2型糖尿病、脂質異常症、痛風、高血圧、心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患、脂肪肝、脳こうそくや脳血栓症、月経異常や妊娠糖尿病、睡眠時無呼吸症候群、腰痛、変形性関節症、腎臓病があります。
大腸がんや乳がん、子宮内膜がんや胆道がんも太っていることが原因となっています。
体脂肪は体にとって大事なものですが、過剰についてしまったり、どこについたかが問題になります。
糖質や脂質は体を動かすエネルギーとなりますが、多くとってしまった場合は中性脂肪として内臓に蓄積されてしまいます。
特に皮膚の下と肝臓につきやすいため、二の腕の肉がついてきた、お腹がぽっこりしてきたという場合は皮下脂肪や内臓脂肪がついてきたと考えることが大事です。
また、女性の場合はホルモンの関係で閉経前は皮下脂肪がつきやすいですが、閉経後は内臓脂肪がつきやすくなります。
体型から判断できないこともあるので、体脂肪計を利用したり、体重を20代の体重と比較して10パーセントほどの増加にとどめたりすることが大切となってきます。

痩せてる様に見えても実は肥満?

近年増加傾向にあるのは隠れ肥満です。隠れ肥満は見た目は太っていないし体重も増えていないのに、体脂肪率が高い状態にあることを指します。
隠れ肥満の特徴としては標準体重だが、体脂肪率がかなり高い、見た目は痩せている、内臓の脂肪が多いといったことがあげられ、ダイエットをして体重を減らしてもすぐに戻ってしまったり体型が崩れてしまったり、身体がなんとなく重いしだるい、といった症状があります。
隠れ肥満は皮下脂肪型と、内臓脂肪型の2つがあります。皮下脂肪型は皮膚の下に脂肪が多くたまってしまう状態で洋ナシ型肥満とも呼ばれます。
皮下脂肪型は二の腕が太くなる、お尻がたるんでくるといった症状が現れます。
内臓脂肪型は体の中の臓器に脂肪がたまる状態です。主に肝臓にたまることが多く、リンゴ型肥満と呼ばれています。内臓脂肪型は見た目ではどのくらいついているのかわからないことが多く、何となくお腹が出てきたかな、という判断しかありません。
見た目ではわからないのが特徴ですのでほっておくと生活習慣病が悪化していることもあります。
隠れ肥満の原因としては運動不足、ストレス、無理なダイエットがあります。
運動不足になったり無理にダイエットを行うと筋肉量が減ってしまい筋肉の代わりに脂肪が増えてしまいます。
運動していないが、食べても太らないという時は内臓に脂肪がたまっている場合もあるので体脂肪計などを利用して管理すると良いでしょう。
ダイエットに関しては栄養をバランスよくとるのが難しいため脂肪がたまりやすくなっています。
なお、リバウンドした場合は脂肪が特につきやすくなるので注意します。
たんぱく質が不足してしまうと体内の筋肉を使って、補おうとします。
筋肉が減ってしまうと脂肪の割合が増えてしまうのでバランスよく食べ、有酸素運動を行うようにします。

肥満の原因を突き止めてからダイエットをする

「最近急に体重が増えたからダイエットしなくちゃ」と多くの人は思うでしょう。
体重の増加イコールダイエット、と考えがちですが、ちょっと待ってください。
短期間で急激に体重が増加した場合は、体重が増えるような疾患が隠れている可能性も否定できません。
一般的には、肥満が病気を招くことはあるけど、ガンになったら痩せるし、腸炎や肝炎でもだるくて痩せて来るし、病気になったら痩せてくるものだと思われがちです。
しかし実際には、太ってくる病気もあるということも頭の片隅に置いておきたい知識です。
一例としては、クッシング症候群というホルモンの病気があります。
副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されるために、体重が増え、満月のような真ん丸顔になります。
中心性肥満と言って、体の中心部分が太くなり、手足は細いままだと言うのがこの疾患の太り方の特徴です。
高血圧や高血糖、脂質異常症(高コレステロール)なども出てきます。
また、中年期以降の女性では甲状腺機能低下症が原因で肥満となることもあります。
この疾患は新陳代謝が低下する病気なので、食べていなくても太ってきます。
また、寒がりになり体温が低下したり、低血圧や鬱症状となることもあります。
思考力が低下して物忘れなどの症状も出るため、認知症と間違われえることもあります。
その他、便秘、徐脈(脈拍数が少なくなる)、脱毛、筋力の低下などが症状としてあげられます。
いわば冬眠しているような状態となるため、少し食べただけでも肥満してきます。
一般的な会社の検診や人間ドックでは、発見されにくい疾患の1つです。
短期間で急激に肥満している場合、このような症状はないか、振り返ってみましょう。
もしも気になる症状がある場合は、ダイエットを始める前に内分泌内科を受診しましょう。
内分泌内科は肥満治療に関しても得意分野ですので、合わせて肥満の改善のダイエット法なども指導してもらえるでしょう。

■肥満が原因で起こる事もある糖尿病でお困りの方はグルコバイがオススメ
グルコバイを使いたいと思った方はコチラへ

ページの先頭へ戻る